004:「自分」を知ることから始まる
若い頃に比べると、気力や体力が落ちている中年世代。まずはその事実をきちんと受け止めましょう。今の自分がどれぐらいできるのか、まずは計画を立てる前に試行してみます。筆者の場合、1日の歩数を確認することでした。意識しないとき6,000歩、多めに歩こうと意識した場合は8,000歩でした。これが、目標設定するうえでベンチマークとなります。計画を始めたら、自分がやったこと(内容や数量等)を記録しておきましょう。まず、トレーニングを始めたこの時点で既に「自己ベスト更新」となります。※ご参考(【40代からのダイエット】人生が変わる楽しく引き締めるトレーニング方法)
トレーニングを続けていくと、累積(日々、あなたが可視化した実績)数値が常に自己ベスト更新中となり、嬉しい状態が積み重なっていきます。中年太りを解消する3つの成功のカギ(【頑固な中年太り】楽しく続けて痩せる方法)の2つ目の重要なポイント、「可視化」についてお伝えしてまいります。是非、ご参考にしてください。
ポイント1.実績を記録する
毎日のあなたの頑張りをきちんと記録しましょう。良かった日も悪かった日も全て記録しておきます。筆者の場合は、日々の数値やグラフの確認はスマホでチェックし、別途エクセルに転記していました。ちょっと面倒に聞こえますが、数日分続いていくと、次の記載が待ち遠しくもなります。計算式を入れておくことで、期間ごとの目標までの数値がすぐに目で見てわかる状態にしていました。また、特に記録が少ないときは理由を追記しておくと、その後の参考にもなります。例えば、急遽の仕事で時間がなかった、体調が悪かった等です。
ポイント2.PDCAを回し続ける
記録しているデータはあなたの宝物です。この宝物でよりその後のトレーニングをもっとよい内容に変えていくことができるからです。そのためには、トレーニングを始めて1週間や1カ月などの経過ごとに、累積数値の理由を明確にしましょう。良かった点、反省点などです。その内容を踏まえて次の日から計画を微調整することができます。そういったサイクルを計画期間中に意識して行っていくと、おのずと目標達成が見えてくると思います。
ポイント3.現在地を把握する
記録を書留め続けることで、目標までの現在地が明確になります。計画通りなのか、遅れ気味なのかがわかります。すると、計画を上回っているときは、疲労が重なり今日はトレーニングせず、休憩の日にしようと前向きな計画微調整ができます。その逆もありますけど、、。筆者の場合、飲み会がある際はできるだけお店に向かって歩く距離を多くとるようにして自分に言い訳をしていました。「今日は多く歩いたんだから、呑んだってよいじゃないか、、。と。
ポイント4.絶対に無理をしない
可視化をすることで、その記録をもっと早く積み重ねたくなって、一日に何キロも歩いたり、走ったりしたこともあります。結果、脚や腰を痛めたり、疲労が蓄積して仕事中に睡魔に襲われたり、、良くない悪循環にハマってしまいました。一定のペースを守り、無理せず計画を進めていくことで自然と自己ベスト更新できますので、無理をしないでください。筆者のトレーニーさんにもよく言うコメントです、「どうか、ご無理なさらずに」と。
さいごに
日々の忙しい生活の中で、トレーニングに時間を割き、更にその内容を記録する。一見、とても面倒で大変な作業に思えますが、記録そのものがあなたの足跡なのです。後でとても重要な道標になりますので、大事に扱っていただきたいです。意を決して始めたせっかくのトレーニングです。挫折することなく、計画ややり方を微調整しながら、なんとか達成して頂きたいと切に願っております。
トレーニングを辞めてしまう理由はいくつかありますが、なかでも「効果が不明(出ない)だから」といったことをよく耳にします。確実に効果は出ています。ただ、まだ目に見えての効果になっていないだけです。やったことを記録し、トレーニングを継続していれば、想像をはるかに超える結果をもたらしてくれます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさまが心身共に健やかでありますように、筆者もこのブログ配信を継続し「自己ベスト更新」してまいります。
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