037:トレーニング継続のポイントを
トレーニングの効果は、1日や2日では実感できないと良くお話を聞きます。実際は体内では変化が起こっているのですが、なかなか「実感」には時間がかかります。
筆者がトレーニングをサポートする方々には、興味があるトレーニングをとにかく1週間続けてください、とお話をしています。すると、少しずつですが身体の変化が出てきます。
実際にやってみて、これだ!と思ったら自分に合ったトレーニングを続けたり、組み合わせて行います。水中ウォーク、水泳、エアロビクス、ヨガなどなど、人それぞれ向き不向きがありますので、これじゃなければダメということはありません。
最も重要なことは、「続ける」ことです。続けることで身体が変わり、様々な成果が出てきます。筆者の場合は、ウォーキングからはじめて、徐々にジョギング、次に筋トレ、現在は筋トレ+ジョギングといった状況です。
<トレーニング継続の成果=自分史上最高の自分+更に日々進化する仕組み>
- 成果:「カラダ、ココロ、コウドウ」3つの変化による好循環サイクルを作り出したことで心身共に健やかな毎日に
- 期間:3年弱(2017年10月~2020年7月現在)
- 体組成:筋肉量+11.7kg、体脂肪率ー7.8%、体重+7.6kg
- 方法:自己ベスト更新式トレーニング(PB BREAK)
- 参考記事:https://pbbreak.com/training036
このような成果に結びつく、トレーニングを継続させるポイントについてご紹介してまいります。
1.目標設定
目標を設定することで、ゴールを明確にします。方向と距離が定まるので、1日に、1週間に何をどれくらい(頻度や量)やったら良いかがわかります。また、終点がわかることで、モチベーションが担保されます。
目標が無いと、行先が不明で路頭に迷いやる気を失います。最悪の場合、トレーニングが中途半端のまま終焉を迎えます。せっかくの自分を変えるチャンスを逃してしまいます。
■ポイント:心躍る目標、具体的な数値化、中長期と短期
2.可視化
やったこと(内容や数量等)を記録しておくことで、次回のベンチマークになります。また、累積した実績自体が「ここまでやってきたか」という、次への推進力となるのです。目標までの距離も見えてきて、一層の闘志がみなぎります。
せっかくトレーニングをしても記録をしないままではダメです。自分が何をどれだけやったのかがわからず、今後の改善点も不明でせっかくの努力が水の泡となり、非常にもったいないです。
可視化の方法は何でも良い(スマホ、PC、ノート、手帳等)ので必ず記録しましょう。
■ポイント:実績を記録、PDCA、現在地把握、無理は禁物
3.自己ベスト更新
みなさんにとって、様々な活動においての「自己ベスト」があると思います。それは「自己ギネス」を指すことが多いと思います。仕事や運動、家族との関係の中など、シチュエーションも色々でしょう。もちろん、そちらも間違いなくかけがえのない自己ベストです。
筆者の考える自己ベストは、トレーニングを実行するうえでもう一つの意味があります。それは「累積」です。例えば、初めてのウォーキングを実行したこと自体が既に自己ベストで、2日続ければもう自己ベスト更新、ということです。
この積み重ねは本当に凄い事です。いわれてみれば当たり前のことかもしれませんが、まぎれもない自分の記録です。自身を鼓舞するカタチにもなり、トレーニングを継続する上で非常に重要な考え方だと捉えています。
■ポイント:自己ベスト更新の認識、更新を喜ぶ、自分を褒める、他人と比べない
さいごに
上記、1~3のそれぞれを実行することで、もう目標達成したも同然で無理なくトレーニングを継続できます。継続することで、確実にゴールが近づいてきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
みなさまが心身共に健やかでありますように、筆者もこのブログ配信を継続し「自己ベスト更新」してまいります。
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