毎日腹筋を鍛えても大丈夫?
■自重で行う腹筋運動
筋トレと休息で筋肉が強く大きくなります。これを超回復といいます。
超回復は、筋トレで損傷された筋繊維が、回復する際により強く大きくなることです。
通常48~72時間かかると考えられています。
この間は休息し、筋トレをさけたいところです。
それは、休息せずに続けてトレーニングをしてしまうと筋肉の成長を妨害してしまう恐れがあるからです。
しかしながら、答えは必ずしも妨害するとは限りません。
といいますのも、腹筋運動を自重で行うトレーニングが多いためです。
マシンやフリーウェイトを使った筋トレよりも負荷が小さいからです。
もちろん、筋肉痛が出た場合は、痛みが引くまでは休息すべきですが、筋肉痛がない場合は大丈夫です。
■部位を分ける
腹筋を大きく3つに分けて鍛える、という考え方です。
<3つの部位>
- 腹直筋:一般的に「腹筋」と呼ばれ、鍛えることで筋肉が割れて見え、シックスパックなどと呼ばれる部位です。
- 腹斜筋:腹直筋の横に斜めについている筋肉で、引き締めることでくびれを生み出します。
- 腹横筋:いわゆるお腹のインナーマッスルです。お腹周り全体をとりまくコルセット的存在です。
3つの部位別に日を分けて鍛える、ということで超回復や筋肉痛を回避する考え方になります。
<腹筋トレーニング>
- 腹直筋:クランチ(いわゆる腹筋運動)、レッグレイズ(腹筋運動の格好で脚を上げる)、プランク(肘を付き四つん這いから膝をあげる)など。
- 腹斜筋:バイシクルクランチ(腹筋の姿勢で空中で自転車を漕ぐ動き)、サイドエルボーブリッジ(横向き肘付きで脚を伸ばす)など。
- 腹横筋:ドローイング(おなかを凹ます)、ヒップリフト(仰向けでお尻を上げる)など。
シックスパックになるメカニズム
腹直筋はもともと割れています。
よりくっきり割れているようにするには、筋肉を大きくすることと、腹囲を覆っている脂肪を減らすことが大切です。
上記の腹直筋、腹斜筋、腹横筋の筋トレを行い、脂肪を減らすためには有酸素運動の実行と留意した食事です。
有酸素運動は、最も手軽なウォーキングからジョギング(ジムのマシン等含む)、自転車、水泳、ヨガ、ダンスなどです。
※参考記事:早い話:ダイエット効果NO.1の有酸素運動は?
留意した食事とは、栄養バランスの良い食事のことです。過度な糖質や脂質を避け、ビタミン、ミネラル、タンパク質の積極的な摂取です。
また、できれば6時間以上の睡眠時間を確保することが大事です。
まとめ(PB BREAKer<筆者>)
毎日、腹筋を部位別に鍛え、有酸素運動を行い、栄養バランスがとれた食事、十分な睡眠といったことに気を付けることでシックスパックを目指しましょう。
いろいろとあって大変ですが、まずは腹筋のトレーニングから少しずつ始めましょう。
有酸素運動は最初のうちは続けるのが大変かもしれませんが、脂肪を燃焼させるためはもっとも効果がありますので、継続していきましょう。
お腹周りがすっきりしてくると、姿勢やスタイルがよくなり、自分に自信が持てるようにもなります。
無理せず少しずつ、トレーニングを積み重ねていきましょう。
みなさまが心身共に健やかな毎日を過ごせますように。
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