筋トレの効果が最大化される時間帯やタイミングは？

時間帯の特徴

筆者は、会社員ですがパーソナルトレーナーとしても活動しておりますので、「筋トレに適した時間帯やタイミング」についてのご質問をよくお受けします。

もちろん、個人差があり生活習慣は人それぞれですので、一概にこの時間が良い、この時間はダメということではありませんが、一般論としてお話してまいります。

まずは時間帯について、筋トレ効果の観点から特徴についてみていきましょう。

※朝に起きて、夜に寝る生活パターンをベースにしています。

朝

• 特に起床直後は筋肉が硬く可動域が狭い状態です。
• 起床後、約4時間以降であれば、状態としては問題ありません。

昼

• 起床後、約6時間の経過で筋力が高まる時間帯です。
• 最低でも食後1時間（消化の良いもの）は空ければ問題ありません。

夕方

• 筋力などの身体のパフォーマンスが最も上昇している時間帯です。
• 仕事や家事などによる精神的・肉体的疲労を乗り越えて、是非、筋トレを。

夜

• 身体のパフォーマンスは引き続き高い時間帯です。
• 筋トレで交感神経が活発化されると寝つきが悪くなるのであまりオススメできません。

タイミングの特徴

続いて、タイミングの話題です。

重要になってくるのが食事と筋トレのタイミングです。

食事前

• 特に空腹時は、栄養が不足している状態です。
• 筋トレに必要なエネルギーが残っていないと筋肉が破壊されすぎてしまいます。
• 筋トレ1時間程度前の軽食（バナナやプロテインなど）は消化も良くオススメです。

食事後

• 食事直後は、消化不良を起こしやすい（脇腹が痛くなるヤツです！）状態です。
• 消化のために血液が胃に集まり、十分な血液が脳に回らず集中力が低下し、フォームの崩れ、ケガのリスクがあります。
• 食事後、2～3時間経てば問題ないので、あらかじめ時間を調整しましょう。

まとめ（PB BREAKer<筆者>）

時間帯としては、昼以降で特に夕方がよさそうですね。

また、食事のタイミングですが、筋トレの視点からすると食後2～3時間がベストです。

ただし、最も多くのトレーニーが筋トレをする時間帯は夕方ですので、1時間程度前に軽食を摂られている方もいらっしゃいます。

筆者もよく軽食としてバナナを食べています。

筋トレを60分～90分程度行うのですが、軽食をとっておかないと後半になって空腹感と疲労で集中力を欠くことがありますので、ほぼ毎回軽食は摂るようにしています。

是非、みなさまもせっかくやるなら効果を最大化できる時間帯やタイミングで筋トレを行い、継続してください。

そうすることで、ご自身の目指す理想とする身体に近づいていきます！

それでは、みなさまが心身共に健やかでありますように。